Be myself!

どこかのだれかの日記

姉の結婚

 

 

読んだー!

主人公は司書の岩崎ヨリ。

お相手はT大卒の精神科医、真木誠。妻帯者。

中学の同級生だった二人がアラフォーになって再会するところからお話が始まる。

真木先生は頭良くてちゃんとしてるとイケメンだけど、ちょっと変わり者なとこがあって絶妙に変態。精神科医だからか人の思考や感情の起伏を的確に理解しているし、物事の本質をきっちり見抜いてる。そして、決めるところは決めてる。

ヨリは四十目前の独身で、何かもう悟ってる。一歩歩み出すことをすごく恐れてるから、後半ちょっともどかしかった。もっと大人になれば共感できるんだろう。これまでの人生経験があってのことだし、そんなヨリの手を引いてくれる真木先生はずっと一途。

不倫から始まるから好き嫌いは分かれるかもしれないけど、この作品で描かれてる登場人物のバックグラウンドが所謂キレイなものばかりじゃないのは魅力的。ヨリの妹・ルイ、ヨリの両親、誠の妻・理絵、誠の父親、お見合い相手の川原さん、有名作家の夢幻堂先生。それからヨリの友人・新川さん、誠の旧友・天野がそれぞれいい味を出してる。

結婚って何だろう、をテーマに愛することや愛されること、信じるということにヨリが向き合っていく作品でした。