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どこかのだれかの日記

明治緋色綺譚/明治メランコリア

 

明治緋色綺譚(13)<完> (BE LOVE KC)

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明治メランコリア(11) (BE・LOVEコミックス)

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春時兄様ァァァ……

以前にも書いたけど、私の好きな世界観はあの何とも言えぬ独特の雰囲気がある明治、私の大好物は頭が良いはずなのに自己犠牲的で闇を背負わされたキャラ

春時兄様、大好きです!!

見た目も、黒髪サラスト、好みど真ん中で、本当にハマらない理由がない!というような人。

鈴子ちゃんのことがあれだけ大事に想っているのに「恋愛」という形では決して報われることのない春時兄様…。鈴子ちゃんを想いながら見せる切ない表情が堪らなく心に刺さる……

 

メランコリア最終巻、巻末。作者様が「春時は一生鈴が一番だと思う」「(手瑠璃子ちゃんは)友愛程度」と書かれていて、正直、嬉しさ半分、寂しさ半分。春時兄様の行動原理は昔から全部鈴子ちゃんだから、たぶんそれは一生変わらないんだと思う。でも、春時兄様には普通の幸せを知ってほしいって気持ちもあって。春時兄様の幸せは別のところにあるって言われても、それはそれでしかなくて。一番に想えば一番を返してくれる、そんな普通の幸せ。恋愛だけじゃなく、親からの愛さえ、知ることのなかった彼の人生だったから。心から幸せになってほしい。

「河内さんと河内姉妹のお騒がせは嫌いじゃないんだ」って春時に対して、手瑠璃子ちゃんは「あららお兄様と手茉莉と一緒ですか」って思ってて、これって手瑠璃子ちゃんにとって、春時兄様が特別な存在になり得るってことだよね。なにか、きっかけがあれば分からないかも。でも、もし、万が一、そういう未来になっても、春時兄様から手瑠璃子ちゃんに全く同じ気持ちを返すことは難しいかなあ。

 

雨の中、助けにきた春時と鈴子ちゃんがキスするシーン。そして、木の陰にいる津軽

記憶をなくしてるとは言え、最愛の人にキスした後に、あんな顔するなんてもう……あああああ

しかも、鈴子ちゃんが話をしにきたら、まさか薬で眠らせて、また全部一人で決断しちゃうやんて……。バカみたいだけど、でもそういう生き方しかできないんだよね、うぅ……

 

津軽がね、「もとから私たちにそんな差はなかったよ 君が『兄』なら私だって『となりの大人なお兄さん』だ ひっかかりがあったとすれば自身の心だろう」って言うけど、鈴子ちゃんにとっては、大きな差、あったと思うよ。津軽への想いは特別だったと思う。でも、自覚のなかった津軽はともかく、春時はどうだったろう。津軽の言う通り、春時の心はずっと彷徨ってる。

 

ひなと春時、津軽と鈴子の対峙シーン。ひなを殺すか、津軽を殺すか、鈴子を殺すか。春時の選択が春時らしくて、予想できすぎて、苦しい。ここでの春時の言葉が、春時の心のすべて。痛々しいくらい鈴子だけを想ってる。

「しょうがないなぁ春時兄様は」

鈴子ちゃん……;;この兄妹はどうしてこうなんだろう;;

7巻番外編。ほんと泣きたくなるのは、せっかく手に入れた幸福を自ら遠ざけて、兵役なんて嘘をついて3年も一人で神戸に行ってたこと。バカなの!?って言いたくなるけど、こういう選択をしてしまうから春時兄様は春時兄様なのです……

「変わりたい」かあ。私の中で一時期よく考えてたことで、「変わりたい」って強く思った時点でもう変わり始めてるんじゃないかなあ、と。それ以前の自分には「変わりたい」って思いはなかったわけだから「変わりたい」って強く思った時点で、ほんのちょっとだけ変わってるんだと思う。そこから行動するのが、エネルギーのいることだけど。

 

「私はーー兄様が大好きです」ああああああああ

「うん…鈴子 俺も大好きだ」うああああああ

春時兄様が、笑って、「大好きだ」って言うんだけど、その表情に胸がぎゅうううって締め付けられる。

藤島のところへ向かうよう背中を押してあげて、鈴子に「お行き」っていうの、本当に切なくて、苦しくて、温かくて、ここの兄妹のやりとりは大好きなシーンです。

 

 

※追記

絶対に書いておきたかったこと。

 

明治緋色綺譚

カジノで、津軽と最後まで残った人物。春時をよく知っている人物かも、と津軽が予想していたけど、そういう意味でよく知ってるということで、橋広さんということでいいんだよね?

札を配る時に出る癖やその思考を読まれるほど、よく知られてたった考えるとゾッとする。

そして、鈴子ちゃんを絶対に渡すことはしたくなくて、津軽を勝たせる選択をした春時の心理がまた痛々しい。

あ〜〜〜〜〜まだ子供でどうしようもなかった春時くんを想うと辛すぎて、本当に幸せになってほしいよ。